CATEGORY:撮影会 Survival Game
2017年09月27日
WHITE ROCK 2017 ①
今月初めの9月3日、桜山コンバットフィールドで開催されたリエナクトイベント「ホワイトロック2017」に参加してきました。
リエナクトイベントに参加するのはこれが初めてです。
以前同じ桜山CFで開催された4時間耐久ゲームで似たような形式のゲームに参加した事はありますが、リエナクトと銘打ったイベントは今回が初めてでした。
台風が北上していたので開催はほぼ無理かと諦めていましたが、奇跡的に進路が逸れて当日は快晴。むしろ日焼けするくらい日差しに恵まれました。
少し前に同じ桜山CFで行われたFOP(フィールドオペレーション)が嵐で中止になっていただけに余計に嬉しかったですね。
私はいつものようにプレスのカメラマンという体で参加。
(たまに間違われますが、公式のカメラマンではなく あくまで一般参加者ですw)
当日はこんな格好でした。
(写真はお借りしました。撮影してくださった皆様、ありがとうございます)
まぁニュースなどでよく見る戦場での一般的なプレスの格好ですね。
すでに通常の定例会などでネタ的にやっていた格好ですが、今回初めて場に合った使い方が出来たと思います。
では当日の流れに沿って書いていきたいと思います。
まずは開会式。
今回驚いたのは米軍陸一般の人数。
以前の耐久ゲームでは2人だけだったと記憶していますが(内容的には10人分に匹敵しそうな超マニアックな2人でしたがw)いつの間にかこんなに増えていたとは。
人数は今回最大だったんではないでしょうか。
いつものように海兵隊は大所帯。安定しています(笑)
知り合いが多い関係でどうしても米軍サイドに付いてしまうためあまり絡めませんでしたが、今回はロシア軍系の人数も揃っていました。
おなじみの陸自先生のジープが凄いことに(笑)
擬装中の写真も撮りたかったなぁ。
開会式後の記念撮影。
全体撮影のあと、所属部隊ごとの撮影も行われました。
今回唯一ドイツ勢として参加していたマルメの鷹さんは一人撮影会状態(笑)
それにしても今回は欧州勢が少なかったのが残念でした。
忘れてはならないゲリラ・村人グループ。
こういうイベントでは大変重要な役割ですよね。
格好だけでなく演技力も求められる結構大変なポジションです。
撮影をしている横で早速米陸一般の劇場が始まっています(笑)
射撃フォームの訓練指導中。
あ、海兵も混ざってる(笑)
ちなみにまだイベント自体は始まっていません。
この後フィールドインなのですが、多くの部隊が車両で移動する中、米陸一般部隊は自ら徒歩で行軍を開始していました(笑)
フィールドが広いので拠点までトラックで移動する桜山CFおなじみの光景。
陸自には自前の移動手段が(笑)
今回イベントを取り仕切ってくださった鬼軍曹さん。
進行の管理だけでなく自らゲリラとして参加するなど、非常に忙しく動き回っておられました。
自分も他の部隊と一緒に拠点へ移動。
車両があるとやっぱり雰囲気が違いますね。
一部の人にはある意味見慣れた(?)米陸一般部隊のキャンプ。
早速最初の作戦指示が言い渡され、ブリーフィングに入る各部隊。
自分はまず海軍特殊部隊の行動を追う事に。
(前回のFOPではぐれてしまったのでw)
リエナクトだからそれほど撃ちあいはないだろうと高をくくっていたら、初っ端から激しい銃撃戦に。
ちなみに相手はロシア軍だったようですが、この時点では相手がどこの部隊か分かっていなかったようです。
自分は特殊部隊相手に激写をかまして(笑)さっと離脱。
捕まらなくてよかった。
一旦ベースへ帰還。
陸軍にも指示が出されているところでした。
なんとなく見ていて安心感がある米軍+自衛隊の組み合わせ。
拠点のゲートはMARSOC、SEK、自衛隊の混成部隊が警備中。
前線ではないのでそうそう問題は起きない筈ですが、もちろんそう簡単に行くはずもなく・・・。
やっぱり怪しいのが近づいてきた!(笑)
(他国のプレスも写ってるw)
未知の来訪者を直ちに制止する自衛隊員。
所持品を自分で出させて安全を確認する。
おそらく現地の村人と思しき老人が、なにやら要求している。
『日本製の薬が欲しい』と言っているらしいが、話の雰囲気からとにかく何でもいいから欲しがっている様子が伺える。
立ち去るよう求めてもなかなか動こうとしないため、作戦を控えた陸軍の中尉までもが直接出張ってくる事態に。
なかなか事態が進展しないので、見かねた自分がたまたまポケットに入っていた米国製菓子(m&m's)を手渡してみる。
すると老人、たちまち上機嫌に(笑)
どうやら満足してくれたようで、警備兵と楽しそうに交流したあとベースを立ち去っていきました。
この老人に興味を引かれた自分は、許しを得て老人の住む村を取材させてもらう事に。
ベースからやや離れた場所にある老人の村は見晴らしの良い斜面にあり、高地特有の澄んだ空気に包まれた美しい村でした。
村の若者は血気盛ん。
どうもここの所畑を荒らす米軍との摩擦が起きているらしく、怒りのメッセージ。
村の中を案内されると小さな花畑が。
『どうじゃ、きれいじゃろ?』
『この花は村の主要産業なんじゃよ』
『花から元気の出る薬を採るんじゃ』
そう言うと老人は花を取りほほえんだ。
・・・って爺ちゃん、この花はもしや(汗)
『ほれ、コレがその元気の出る薬じゃ』
『あの花から作るんじゃよ』
・・・えぇ~(困惑)
『どれ、だいぶ歩いたし一服するかの』
・・・や、やっぱりアレだ(滝汗)
『最近は新製品の開発も行っておっての、今日はそれを試してみるんじゃ』
そう言うと老人はおもむろに注〇器を取り出した!
『そーれ、元気が出るぞい』
『あ~最高だぜ』
『これで今日も仕事頑張れるな!ありがとうじっちゃん!』
・・・ヤベー村に来ちまった
『ほれ、あんたにもやろう。あの甘い菓子の礼じゃ』
・・・「い、いや自分は」
・・・「そんな事より爺さん、さっき米軍がこのあたりを偵察で通るって聞いたよ?」
『ほーそれはちとまずいかのう』
『どれ、ちっとは片つけるかい』
・・・爺さん、日本語のダンボールはともかく、その荷物からはみ出てる筒は何なんだよ・・・
『そーれ、よっこいしょ』
『おっと、これも見られないほうが良いかのう』
・・・バッテリーかな?・・・げっ!!!
『じっちゃん、その人切り包丁は?』
『ん?まぁこれはええじゃろ』
・・・改めてとんでもない村に来てしまった・・・
そうこうしているうちに米軍の偵察部隊がやってきた。
たちまち押し寄せてくる米兵。
あ、ベースで会ったあの中尉だ!
どうやら私が人質になっていると勘違いしてしまったらしく、解放するように村人に要求し始めた。
しかし折から米兵に対して不満をくすぶらせ続けてきた村人達がいっせいに詰め寄っていく。
しかし相手は多勢。
周りを取り囲まれて銃を向けられては村人に成す術はない。
村を踏み荒らす粗暴なやり方に出来る限りの抗議をする村人たち。
村に緊張が走る。
確かな原因は分からない。
しかし張り詰めた空気の中、突如「制圧」が始まった。
瞬く間に組み伏せられてしまう村人達・・・
抵抗もむなしく、村は一瞬で制圧されてしまった。
「この村は怪しい」そう言って村中の探索が始まった(はい、確かに怪しいですw)。
そんな中、私はとんでもない不正を目の当たりにしてしまった。
なにやら村人とやり取りしている若い米兵、その手元にあるのは!
決定的なスクープであり許せない違法行為ではあるが・・・私は黙っていた。
この情報はいつか自分を守る武器になるかもしれない。
そう思って私は自分の手の中にある「元気の出る薬」を握り締めた。
村は制圧され、私は偵察を続ける米軍に同行する事に。
しかし歩き始めた瞬間・・・
「グレネード!!」
いっせいに伏せる米兵達。
自分も地面に伏せたが幸い不発だった模様。
米兵に向けられたグレネードの投擲、どうやら残った村人の最後っ屁だったらしい・・・。
当然ながら再び村人と一悶着あったものの負傷者も無く、事後処理を終えて偵察隊は移動を開始。
その後、自分は別の地域の取材に向うため部隊と別れ一人歩き出すのでした・・・
という訳で続きは後半で。
※ちなみにここで起きた事は
(米陸の皆さん、なんだかちょっと悪者にしてすみませんw)
その他の写真は某有名通信社の写真風でどうぞ(笑)
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米国産の甘いチョコレート御馳走様でした♪
銘菓アフガン屋の“白い粉”喜んで頂き…w
本当、米陸軍は狂暴で恐かった(笑)
村人を皆殺しにする勢いでしたからね~
来年もリエナクトが有れば宜しくお願い致しまーす(^-^)v
先日はお疲れ様でした。
ゲリラの方達がイベントを盛り上げてくれたので非常に楽しかったです。
それにしてもゲリラはあちこちで出没しないといけないので忙しそうでしたね~(笑)
次回もあればぜひ参加したいと思います。
その際はまたよろしくお願いします!
慣れた人に撮影頂いて、またブログにUP頂き恐縮しております。
北海道でサバゲやイベントを少しでも盛り上げて行きたいと思ってますので、
また機会がありましたら宜しくお願い致します。
鬼軍曹
運営大変お疲れ様でした。
サバゲより写真撮影がメインな自分にとっては、こういったイベントの開催はとてもありがたいです。
次回があればぜひ参加させて頂きたいと思いますのでよろしくお願いします!