PhaseOne

昨日、撮影についてご質問をいただきましたので、簡単に紹介したいと思います。
（ただ、私も勉強中の身ですので、的外れな事をやっている可能性がある事をお断りしておきます(^^;）

以前の投稿で掲載した黒バッグのXCRの写真ですが、撮影はこのような感じで行いました。

GUNをテグスで吊り下げ、上下からストロボを当てて撮影しました。
ハイダーやバットプレートなど黒いパーツが背景に溶け込まないよう、左右にはレフ板を配置しています。

吊り下げて撮影した理由ですが、床に置いて撮ると光が上手く回らないのと、単純に真上から撮影するのが大変だからです。この状態だと、普通に三脚を立てて横から撮影できます。
吊り下げはライティングの自由度が高いですが、水平を出したり、揺れを抑えたりするのが大変です。

黒い背景ですが、私は「ハイミロン」という布を使用しています。
表面が細かい毛で覆われているので光を反射しにくく、こういった撮影の際は重宝しています。
もちろん、光を反射しなければどんな物でも代用は可能だと思います。


上記の状態で撮影した写真がこちらです。

GUNを吊り下げる棒とテグスが写っているので、これを画像処理で消去します。


消去自体はフォトショップのコピースタンプツールを使えば簡単にできます。
（背景が単色なので、単にブラシツールで塗りつぶしてもOKかもしれません）
テグスとGUNが重なっている部分の修正は、他のツールを併用する事もあります。


切り抜いて完成した状態がこちら。

私の好みで影が強く出ていますし、色の再現性などは一切考慮していないので商品写真として見るなら失格ですが、単にかっこよく撮るならこんなのでもOKかと思います。
こういったGUN単体の撮影は、小物を組み合わせる撮影よりも遥かに楽ですね（笑）


ちなみに昨日の投稿で紹介したチェストリグの撮影時はこんな感じでした。

やはりテグスで吊り下げています。
ただ、この時は苦労した割に全然上手に撮れませんでした（汗）
まだまだ勉強不足ですね。

私は素人のくせに大げさな機材を使用していますが、はっきり言ってここまでの機材を使わなくても、身の回りの物である程度代用する事は可能です。
ただ、それなりに工夫は必要になってきますが・・・。


あまり参考にはならないかと思いますが、撮影裏話でしたw