CATEGORY:完成作品
2013年04月08日
完 成
先日撮った写真の反省点を踏まえて、新たに作品を撮り直してみました。
小物はそのままですが、幾つか撮り方を改善しています。
具体的な改善点としては、
①まずは基本中の基本ですが、撮影前にGUNを清掃
②背景の見直し
③ライティングの変更
④グリップの修正
⑤焼き込み方法を変更
と言った感じです。
左が以前撮影したもの、右が今回撮影したものです。
①のGUNの清掃は、本来なら撮影前にまずやらなければならない事なんですが、前回は手抜きをし、結果、大量のホコリの修正を余儀なくされました(汗)。なので今回は撮影前にきちんと清掃。
掃除したのはいいですが、撮影後にPCモニターで等倍表示にしたら、指紋が付いているのが見つかって、慌てて撮り直したりもしました(笑)。
②の背景の見直しですが、GUNの黒いパーツが背景の黒い部分と重ならないように配置を調整しました。これによって、リアサイトやトリガーが見やすくなり、GUNの輪郭がはっきりしました。GUNは背景に溶け込まないよう、下に物を置いて多少浮かせています。
背景布の置き方に関しては、もうちょっと改善の余地がありそうですね・・・。
③のライティングの変更は、前回、メインライトを左斜め後方から当てていたのを、今回は真後ろからに変更。このおかげでGUN全体に光が行き渡りました。特にトリガーはこのライティングのおかげではっきりと目立つようになりました。
④グリップの修正
以前書きましたが、このGUNはグリップが劣化していて、表面が剥がれてきているため非常にみっともないことになっています。本当ならグリップ自体を交換したいところですが、ネットで探してみても、これと同じような純正グリップが見つからなかったので、とりあえず今回は画像処理に頼ることにしました。
こんな感じで剥がれているのを・・・
フォトショップのコピースタンプツールで地道に修正。
ネジ回りはともかく、細かいチェッカーの修正は大変でした(汗)。
こんな事になるなら、GUN購入時にグリップをキャンセルしなければよかったなぁ・・・。
⑤焼き込み方法の変更
“焼き込み”というのは、ざっくり言うと、写真を部分的に暗くする事です。今回の作品の場合だと、写真の周辺部分を暗くすることで、中心にあるメインの被写体を目立たせるようにしています。
前回は単純に写真の周辺を焼き込んで暗くしただけでしたが、今回はちょっと別の方法を試してみました。
下のように露出(明るさ)の違う写真を二枚撮り、それを合成するというものです。
なぜこの方法を試したかと言うと・・・。
実は、加工前の撮って出し状態の写真は、コントラストが低く、眠い(パッとしない)画像になってしまいます。(まぁこれには私の腕が至らないせいもあるのですが・・・)これをコントラストアップなどの画像処理で印象的に仕上げていくのですが、GUN本体の見栄えが良いように調整していくと、当然背景も一緒にコントラストがアップしてしまいます。こうなると背景が目立ちすぎ、本来の“GUNの見栄えを良くする”という作業の意味がなくなってしまいます。
そこで、背景とGUNを別々の明るさで撮り、個別に調整を施して合成すれば、理想的な写真になるのでは? と考え、試してみたのがこの方法です。
GUNだけ範囲選択して調整すれば合成する必要はないのですが、それだとGUNだけが浮き上がって違和感がありそうなので、自然に明るさが変化するように合成という方法を採ってみました。
その結果は果たして・・・・・・・・どうなんでしょう?
普通に焼き込みした時とあんまり変わらないかなぁ・・・(笑)。
ともあれ、こんな感じで今回の作品は完成しました。
このブログを立ち上げてから、ようやく作品らしい作品が撮れました(出来はともかく)。
久々にオーソドックスなGUN写真を撮りましたが、前回も書いたように、この手の写真は小物の配置が難しいですね。大まかな配置が決まった後は、ほとんどミリ単位の調整が続き、メチャクチャ神経を使います。正直、すごく疲れます(笑)。でも、頑張って完成品が出来上がった時の喜びは大きいですね。
さて、次はどんな写真を撮ろうかな?
アイデアだけはいっぱいあるんですよね。GUNは無いけど(笑)。
小物はそのままですが、幾つか撮り方を改善しています。
具体的な改善点としては、
①まずは基本中の基本ですが、撮影前にGUNを清掃
②背景の見直し
③ライティングの変更
④グリップの修正
⑤焼き込み方法を変更
と言った感じです。
左が以前撮影したもの、右が今回撮影したものです。
①のGUNの清掃は、本来なら撮影前にまずやらなければならない事なんですが、前回は手抜きをし、結果、大量のホコリの修正を余儀なくされました(汗)。なので今回は撮影前にきちんと清掃。
掃除したのはいいですが、撮影後にPCモニターで等倍表示にしたら、指紋が付いているのが見つかって、慌てて撮り直したりもしました(笑)。
②の背景の見直しですが、GUNの黒いパーツが背景の黒い部分と重ならないように配置を調整しました。これによって、リアサイトやトリガーが見やすくなり、GUNの輪郭がはっきりしました。GUNは背景に溶け込まないよう、下に物を置いて多少浮かせています。
背景布の置き方に関しては、もうちょっと改善の余地がありそうですね・・・。
③のライティングの変更は、前回、メインライトを左斜め後方から当てていたのを、今回は真後ろからに変更。このおかげでGUN全体に光が行き渡りました。特にトリガーはこのライティングのおかげではっきりと目立つようになりました。
④グリップの修正
以前書きましたが、このGUNはグリップが劣化していて、表面が剥がれてきているため非常にみっともないことになっています。本当ならグリップ自体を交換したいところですが、ネットで探してみても、これと同じような純正グリップが見つからなかったので、とりあえず今回は画像処理に頼ることにしました。
こんな感じで剥がれているのを・・・
フォトショップのコピースタンプツールで地道に修正。
ネジ回りはともかく、細かいチェッカーの修正は大変でした(汗)。
こんな事になるなら、GUN購入時にグリップをキャンセルしなければよかったなぁ・・・。
⑤焼き込み方法の変更
“焼き込み”というのは、ざっくり言うと、写真を部分的に暗くする事です。今回の作品の場合だと、写真の周辺部分を暗くすることで、中心にあるメインの被写体を目立たせるようにしています。
前回は単純に写真の周辺を焼き込んで暗くしただけでしたが、今回はちょっと別の方法を試してみました。
下のように露出(明るさ)の違う写真を二枚撮り、それを合成するというものです。
なぜこの方法を試したかと言うと・・・。
実は、加工前の撮って出し状態の写真は、コントラストが低く、眠い(パッとしない)画像になってしまいます。(まぁこれには私の腕が至らないせいもあるのですが・・・)これをコントラストアップなどの画像処理で印象的に仕上げていくのですが、GUN本体の見栄えが良いように調整していくと、当然背景も一緒にコントラストがアップしてしまいます。こうなると背景が目立ちすぎ、本来の“GUNの見栄えを良くする”という作業の意味がなくなってしまいます。
そこで、背景とGUNを別々の明るさで撮り、個別に調整を施して合成すれば、理想的な写真になるのでは? と考え、試してみたのがこの方法です。
GUNだけ範囲選択して調整すれば合成する必要はないのですが、それだとGUNだけが浮き上がって違和感がありそうなので、自然に明るさが変化するように合成という方法を採ってみました。
その結果は果たして・・・・・・・・どうなんでしょう?
普通に焼き込みした時とあんまり変わらないかなぁ・・・(笑)。
ともあれ、こんな感じで今回の作品は完成しました。
このブログを立ち上げてから、ようやく作品らしい作品が撮れました(出来はともかく)。
久々にオーソドックスなGUN写真を撮りましたが、前回も書いたように、この手の写真は小物の配置が難しいですね。大まかな配置が決まった後は、ほとんどミリ単位の調整が続き、メチャクチャ神経を使います。正直、すごく疲れます(笑)。でも、頑張って完成品が出来上がった時の喜びは大きいですね。
さて、次はどんな写真を撮ろうかな?
アイデアだけはいっぱいあるんですよね。GUNは無いけど(笑)。
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北海道のサバゲーマーです。
同じ道民でこんな素晴らしい銃の写真を撮る方がいて感激しました。
機会があれば、是非フィールドにも撮影に来て下さい。
今後の作品楽しみにしております。
お誘いありがとうございます。
これまでサバゲの様子を見たことがなかったので、もし機会があれば是非お邪魔させていただきたいです。
実は、いずれモデル撮影もやってみたいという思いがあり、協力してくれる方を探せればな~と思っていました。サバゲなどのイベントを通じて、いろんな方とお知り合いになれれば嬉しいですね。
皆さん同じようなことやってるんですね、安心しました。
私は、ホワイトバランスを変えたものを3種類とそれぞれに露出補正変えたものを4〜5カットずつ撮影して合成します。
偏光フィルターの角度なども変えたりして表情をつけてます。
主役のGUNを蒼く仕上げて背景はトーンを下げるなどです。
今回のフォトコンの作品もいろいろイジってます。
http://blogs.yahoo.co.jp/iakitoo/10913438.html
>私は、ホワイトバランスを変えたものを3種類とそれぞれに露出補正変えたものを4〜5カットずつ撮影して合成します。
一見シンプルに見えて、実は凄く手の込んだ写真を撮られていたんですね。
凄いのは、手を加えていても自然で違和感が全然無いことです。
私はどうしてもやりすぎてしまいます(笑)。
露出を変えて撮影したものを合成、と言う手法は、フィルム時代で言えば多重露光みたいなものですが、仕上がりを何度でも調整できるのはデジタルの強みですよね。
逆に言えば、簡単にやり直しがきかない(であろう)フィルム時代のスチルフォトグラファーは、撮影がどれだけ真剣勝負だったのか、というのが分かる気がします(汗)。