CATEGORY:フォトコンテスト making
2014年03月26日
トイガン・フォトコンテスト2014
ちょっと時間が経ってしまいましたが、今日はトイガン・フォトコンテストに応募した作品について。
すでにご存知の方も多いかと思いますが、エアガンレビューの「ハイパー道楽」様で、毎年トイガンの写真を募集してフォトコンテストが開催されています。
今年のコンテストはすでに終了していますが、実は私もこっそり応募していました。
こちら(↓)
これまでのコンテストにも毎回応募させていただいていましたが、今年はPCの買い替えなどが重なったのと、どうにも創作意欲が湧かなくて、かなり適当な作品になってしまいました(汗)
そんな作品ですが、投票していただいた皆様、本当にありがとうございましたm(__)m
かなりやっつけで作った作品ですが、一応今回も製作過程を書いておきたいと思います。
(※あらかじめ断っておきますが、言い訳ばっかりの記事ですw)
ちなみに今回“POcc”という名前で応募していますが、これは
PhaseOne copycat の略です(笑)
今回の作品ですが、構想自体はだいぶ前からありました。
最初に書いたラクガキ スケッチがこちら。
液体の上に落ちるGUNと倒れる人のイメージです。
一度、液体を使った表現を試してみたかったんですね。
いくつかの映画のオープニングからヒントを得ています。
本来の構想では、もっとダークに、グロテスクに撮りたいと思っていましたが、撮影の段階になって面倒になり、かなりの要素を省略してしまいました(^^;
完成品はCGっぽく見えますが、実際にGUNを液体の中へ落として撮影しています。
撮影に使用したのは、マルイのエアーコッキング式M8000クーガーG。
当初はこのエアコキを身代わりにして液体に落とし、ディティールを補うために後からKSCのクーガーを別撮りして合成する予定でしたが、思いのほかエアコキが良く出来ていたので、そのまま使うことにしました。
コンテストでは掲載サイズが小さいので見えませんが・・・
拡大してみると、刻印がバッチリ"MADE IN JAPAN"になっています(笑)
もちろんその他の刻印もマルイオリジナルです。
修正できなくもないですが、コンテストの掲載サイズでは見えないのでよしとしました。
ちなみに計画段階では、飛沫をリアルに再現するため、このエアコキを分解して中に重りを詰め、重量を実物に近づけることも考えていましたが、結果からすると不要でした。
前回のコンテストに応募した作品は準備の段階からかなりの時間をかけましたが、今回はなんだか気が乗らず、「とりあえず身の回りにある物だけで何とかしてみよう」ということで、あまり特別なことはしていません。
とりあえず用意したのは、近くのホームセンターで買った水槽代わりの収納ケース。
そして墨(笑)
撮影に使う液体は黒くしたいと思っていたのですが、いい塗料が見つからずどうしようかと思っていたところ、「洗濯で落ちる墨液」なるものを発見し購入。
今はこんなものがあるんですね。
液体を使う撮影なので、まずはセットの防水準備から始めます。
家にあったビニール袋をつなぎ合わせていき・・・
こんな感じのセットを作りました。
まずは液体の飛び散り方をチェックするために、真水で落下テスト。
投下!!
GUNの角度や光の当たり方、飛沫の形などを見ながら何度も投下します。
GUNは左手で落とし、右手に持ったレリーズでタイミングを合わせながらシャッターを切りました。
まっすぐ落とすために、持ち方や手の離し方にもいろいろと工夫が必要でした。
ちなみに水面スレスレで落としているので、離した瞬間に手をどけないと、上の写真のように手が写ってしまいます。
一応、手が写らない高さからもGUNを落としてみましたが、水の飛び散り方がハンパなかったです(汗)
テストの段階で問題が発覚。
上の写真のように、トリガー周辺から大量に水が噴出してしまいます。
GUNの写真でトリガー付近が隠れてしまうのはあまりよろしくないので対策を考えます。
そこで、透明のプラ板を裏側に付けてみました。
プラ板はコンビニ弁当の蓋(もちろん洗浄済みw)、固定方法はスライドの隙間に差し込んだだけです(笑)
装着した状態で再びテスト。
手抜き工作ですがちゃんと効果はあったようで、水は噴出しなくなりました。
本来ならここでもっとテストを繰り返し、光の当たり方や液体の動きを入念にチェックすべきですが、もう面倒なのでさっさと次の段階に進みます(笑)
今回の作品の目玉(?)、暗黒物質を投入(笑)
当初はもっとオイルのようなドロッとした液体にする予定でした。
そのためにいろんな物を水に混ぜて実験する予定でしたが、これも面倒なので省略(-_-;)
結局混ぜたのは墨だけですが、1本だけではかなり薄かったらしく、半透明の液体になってしまいました(汗)
真水のテストで液体の飛び散る範囲が分かったので、追加の防水対策をして本番撮影開始。
ここからはひたすらGUNを投下しながら撮影を繰り返します。
落下時のGUNの角度や飛沫の形は毎回違うため、満足出来るものが撮れるまで、ひたすら「投下」→「シャッターを切る」→「GUNを液体から引き上げる」→「GUNの水を切る」→「再び投下」の繰り返し。
おかげで左手は真っ黒(笑)
延々と同じ作業の繰り返しですが、結構タイミングを合わせるのが難しく、失敗カットも多かったです。
ちょっとでもタイミングを誤ると・・・
手が写ったり、GUNがずれたり(-_-;)
沈んでしまったり・・・(・・;)
今回の撮影で、液体表現の難しさを実感しました(^^;
一瞬、動画で撮ってコマ抜きしようかとも考えましたが、動画では十分な画質が得られないのと、照明の関係で断念。
光の当たり方もGUNの落下時の角度によって微妙に変わってくるため、ほぼ調整は不可能でした。
この辺は次回撮影する際の課題ですね・・・。
ちなみに、照明の位置をずらして背景が真っ黒になる別パターンも撮ってみましたが、液体の動きが感じられないので今回は不採用に。
かなりの回数落下させてみましたが、なかなか自分が気に入る物が撮れません。
希望していた完成形としては―
●GUNの後ろ半分くらいが沈んでいること
●銃口が見えていること
●飛沫がかかっていても、GUNの形が分かること
●GUNに覆いかぶさるような飛沫と、手前に広がる飛沫が同時に写っていること
という感じですが、どのカットも帯に短し、たすきに長しという感じでした。
結局300カット以上撮影しましたが、完璧な物を撮るには時間が足りないので、ある程度のところでギブアップ(汗)
撮った物の中から最終的に選んだカットがこちら(トリミング済み)
ピントは激甘ですし、シャッタースピードの関係で微妙にブレていますが、もう諦めました(笑)
構図としては概ね希望通りですが・・・左上の空間が気になります。
実はこの時点で既に面倒になり、最初のスケッチにもあった“倒れる人物の手”は省略して、GUN単体で完成させようと思っていました(笑)
しかし、どうにも空きスペースが気になります。
他のカットの飛沫を合成して隙間を埋めることも考えましたが、複雑な形状の飛沫を切り抜く手間に比べたら手を合成する方が楽だと思ったので、結局手も撮影することに。
で、急遽合成用に手の別カットを撮影。
左手を液体にたたきつけながら、右手でひたすらシャッターを切り続けました。
暗い部屋の中、ひたすら液体に手をたたきつけながらシャッターを切る男・・・。
傍から見ると、とんでもなく怪しい光景ですね(笑)
当初の予定では、ここでも一手間加えるはずでした。
モノトーン調に仕上げるために手を黒く塗ってから撮影したり、スパイやSPっぽい感じを出すためにスーツを着た状態で撮影したり・・・と、構想ではいろいろ考えていたんですが・・・(-_-)
結局やる気が出なくてぜーんぶ省略(+_+)
そして合成。
合成自体も手抜きで、たぶん作業に1時間もかかっていません。
細部を微調整し、なんとなく完成。
一応、モノトーン調を目指したかったのですが、あえて色を少し残しました。
完全な白黒にしてしまうと、手が飛沫にまぎれて何なのか分からなくなってしまうのと、ホルマリン漬けのイカみたいで気持ち悪かったので・・・(笑)
非常にお粗末な内容ですが、製作過程は以上です。
今年もハンパな作品になってしまいました・・・。
たしか去年は撮影に数週間かかったと思いますが、今回は準備期間を入れても2日、実際の撮影時間だけなら数時間というやっつけ仕事でした(-_-;)
同じ撮影方法でいつかリベンジしてみたいとは思いますが、撮影後の後片付けの事を思い出すと、しばらくはやりたく無いですね~(笑)
すでにご存知の方も多いかと思いますが、エアガンレビューの「ハイパー道楽」様で、毎年トイガンの写真を募集してフォトコンテストが開催されています。
今年のコンテストはすでに終了していますが、実は私もこっそり応募していました。
こちら(↓)
これまでのコンテストにも毎回応募させていただいていましたが、今年はPCの買い替えなどが重なったのと、どうにも創作意欲が湧かなくて、かなり適当な作品になってしまいました(汗)
そんな作品ですが、投票していただいた皆様、本当にありがとうございましたm(__)m
かなりやっつけで作った作品ですが、一応今回も製作過程を書いておきたいと思います。
(※あらかじめ断っておきますが、言い訳ばっかりの記事ですw)
ちなみに今回“POcc”という名前で応募していますが、これは
PhaseOne copycat の略です(笑)
今回の作品ですが、構想自体はだいぶ前からありました。
最初に書いた
液体の上に落ちるGUNと倒れる人のイメージです。
一度、液体を使った表現を試してみたかったんですね。
いくつかの映画のオープニングからヒントを得ています。
本来の構想では、もっとダークに、グロテスクに撮りたいと思っていましたが、撮影の段階になって面倒になり、かなりの要素を省略してしまいました(^^;
完成品はCGっぽく見えますが、実際にGUNを液体の中へ落として撮影しています。
撮影に使用したのは、マルイのエアーコッキング式M8000クーガーG。
当初はこのエアコキを身代わりにして液体に落とし、ディティールを補うために後からKSCのクーガーを別撮りして合成する予定でしたが、思いのほかエアコキが良く出来ていたので、そのまま使うことにしました。
コンテストでは掲載サイズが小さいので見えませんが・・・
拡大してみると、刻印がバッチリ"MADE IN JAPAN"になっています(笑)
もちろんその他の刻印もマルイオリジナルです。
修正できなくもないですが、コンテストの掲載サイズでは見えないのでよしとしました。
ちなみに計画段階では、飛沫をリアルに再現するため、このエアコキを分解して中に重りを詰め、重量を実物に近づけることも考えていましたが、結果からすると不要でした。
前回のコンテストに応募した作品は準備の段階からかなりの時間をかけましたが、今回はなんだか気が乗らず、「とりあえず身の回りにある物だけで何とかしてみよう」ということで、あまり特別なことはしていません。
とりあえず用意したのは、近くのホームセンターで買った水槽代わりの収納ケース。
そして墨(笑)
撮影に使う液体は黒くしたいと思っていたのですが、いい塗料が見つからずどうしようかと思っていたところ、「洗濯で落ちる墨液」なるものを発見し購入。
今はこんなものがあるんですね。
液体を使う撮影なので、まずはセットの防水準備から始めます。
家にあったビニール袋をつなぎ合わせていき・・・
こんな感じのセットを作りました。
まずは液体の飛び散り方をチェックするために、真水で落下テスト。
投下!!
GUNの角度や光の当たり方、飛沫の形などを見ながら何度も投下します。
GUNは左手で落とし、右手に持ったレリーズでタイミングを合わせながらシャッターを切りました。
まっすぐ落とすために、持ち方や手の離し方にもいろいろと工夫が必要でした。
ちなみに水面スレスレで落としているので、離した瞬間に手をどけないと、上の写真のように手が写ってしまいます。
一応、手が写らない高さからもGUNを落としてみましたが、水の飛び散り方がハンパなかったです(汗)
テストの段階で問題が発覚。
上の写真のように、トリガー周辺から大量に水が噴出してしまいます。
GUNの写真でトリガー付近が隠れてしまうのはあまりよろしくないので対策を考えます。
そこで、透明のプラ板を裏側に付けてみました。
プラ板はコンビニ弁当の蓋(もちろん洗浄済みw)、固定方法はスライドの隙間に差し込んだだけです(笑)
装着した状態で再びテスト。
手抜き工作ですがちゃんと効果はあったようで、水は噴出しなくなりました。
本来ならここでもっとテストを繰り返し、光の当たり方や液体の動きを入念にチェックすべきですが、もう面倒なのでさっさと次の段階に進みます(笑)
今回の作品の目玉(?)、暗黒物質を投入(笑)
当初はもっとオイルのようなドロッとした液体にする予定でした。
そのためにいろんな物を水に混ぜて実験する予定でしたが、これも面倒なので省略(-_-;)
結局混ぜたのは墨だけですが、1本だけではかなり薄かったらしく、半透明の液体になってしまいました(汗)
真水のテストで液体の飛び散る範囲が分かったので、追加の防水対策をして本番撮影開始。
ここからはひたすらGUNを投下しながら撮影を繰り返します。
落下時のGUNの角度や飛沫の形は毎回違うため、満足出来るものが撮れるまで、ひたすら「投下」→「シャッターを切る」→「GUNを液体から引き上げる」→「GUNの水を切る」→「再び投下」の繰り返し。
おかげで左手は真っ黒(笑)
延々と同じ作業の繰り返しですが、結構タイミングを合わせるのが難しく、失敗カットも多かったです。
ちょっとでもタイミングを誤ると・・・
手が写ったり、GUNがずれたり(-_-;)
沈んでしまったり・・・(・・;)
今回の撮影で、液体表現の難しさを実感しました(^^;
一瞬、動画で撮ってコマ抜きしようかとも考えましたが、動画では十分な画質が得られないのと、照明の関係で断念。
光の当たり方もGUNの落下時の角度によって微妙に変わってくるため、ほぼ調整は不可能でした。
この辺は次回撮影する際の課題ですね・・・。
ちなみに、照明の位置をずらして背景が真っ黒になる別パターンも撮ってみましたが、液体の動きが感じられないので今回は不採用に。
かなりの回数落下させてみましたが、なかなか自分が気に入る物が撮れません。
希望していた完成形としては―
●GUNの後ろ半分くらいが沈んでいること
●銃口が見えていること
●飛沫がかかっていても、GUNの形が分かること
●GUNに覆いかぶさるような飛沫と、手前に広がる飛沫が同時に写っていること
という感じですが、どのカットも帯に短し、たすきに長しという感じでした。
結局300カット以上撮影しましたが、完璧な物を撮るには時間が足りないので、ある程度のところでギブアップ(汗)
撮った物の中から最終的に選んだカットがこちら(トリミング済み)
ピントは激甘ですし、シャッタースピードの関係で微妙にブレていますが、もう諦めました(笑)
構図としては概ね希望通りですが・・・左上の空間が気になります。
実はこの時点で既に面倒になり、最初のスケッチにもあった“倒れる人物の手”は省略して、GUN単体で完成させようと思っていました(笑)
しかし、どうにも空きスペースが気になります。
他のカットの飛沫を合成して隙間を埋めることも考えましたが、複雑な形状の飛沫を切り抜く手間に比べたら手を合成する方が楽だと思ったので、結局手も撮影することに。
で、急遽合成用に手の別カットを撮影。
左手を液体にたたきつけながら、右手でひたすらシャッターを切り続けました。
暗い部屋の中、ひたすら液体に手をたたきつけながらシャッターを切る男・・・。
傍から見ると、とんでもなく怪しい光景ですね(笑)
当初の予定では、ここでも一手間加えるはずでした。
モノトーン調に仕上げるために手を黒く塗ってから撮影したり、スパイやSPっぽい感じを出すためにスーツを着た状態で撮影したり・・・と、構想ではいろいろ考えていたんですが・・・(-_-)
結局やる気が出なくてぜーんぶ省略(+_+)
そして合成。
合成自体も手抜きで、たぶん作業に1時間もかかっていません。
細部を微調整し、なんとなく完成。
一応、モノトーン調を目指したかったのですが、あえて色を少し残しました。
完全な白黒にしてしまうと、手が飛沫にまぎれて何なのか分からなくなってしまうのと、ホルマリン漬けのイカみたいで気持ち悪かったので・・・(笑)
非常にお粗末な内容ですが、製作過程は以上です。
今年もハンパな作品になってしまいました・・・。
たしか去年は撮影に数週間かかったと思いますが、今回は準備期間を入れても2日、実際の撮影時間だけなら数時間というやっつけ仕事でした(-_-;)
同じ撮影方法でいつかリベンジしてみたいとは思いますが、撮影後の後片付けの事を思い出すと、しばらくはやりたく無いですね~(笑)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
>恐るべき変態・・・
確かに普通ではないですね(´ω`;)
>けど、結果が・・・流石です♪
手抜きなのに・・・なんだかちょっと申し訳ない気分です(汗)
部屋にプール(墨汁含有)までこしらえるとは。。。
次はもう少し大きめのプールを作って銃ではなく、人を放り投げての撮影を期待してます。
>次はもう少し大きめのプールを作って銃ではなく、人を放り投げての撮影を期待してます。
う~ん、放り込むとしたら誰がいいでしょうかねぇ。
実績からするとヤフくんでしょうかね~?( ̄∀ ̄)
何処が手抜きですか!!! ( ̄〜 ̄;;)
参りました!!
私なんか今回上手くいかなくてブログの使い回しの写真でした m(_ _)m
ってか墨汁って簡単に落ちるの?
手とか銃が心配なんだけど^^
>何処が手抜きですか!!! ( ̄〜 ̄;;)
参りました!!
妥協しすぎたので自分的には恥ずかしい作品なのですが、nekonyanさんにそう言っていただけると嬉しいです(^-^;
毎回新しい事に挑戦したいとは思っているのですが、いつも中途半端で終わってしまうんですよね~(>_<)
>私なんか今回上手くいかなくてブログの使い回しの写真でした m(_ _)m
nekonyanさんの場合、過去のどの写真を応募してもOKだと思いますけどね(^-^;
次回も素晴らしい作品を期待しています!(^o^)
>厚田の毒沼にヤフくんを飛びこませましょう!!
今度やーるーさんにお願いしておきます(笑)
でも、水と言えばやっぱりSEALsですよね~。
厚田に来るSEALsと言えば・・・・・・・・・・あっ!!!!(゚O゚;
>ってか墨汁って簡単に落ちるの?
「洗濯で落ちる墨液」ですから。
でもさすがに2,3日は手の色が左右で違っていました(笑)
銃は元々黒いから、洗ってしまえば分かりません( ̄∀ ̄)